住まいのトピックス

改装のポイント

法規に関して

大規模な修繕、建物の用途の変更に関しては、申請が必要になる場合もありますので確認が大切です。

構造について

主要な構造体については、撤去・移設がほとんどの場合不可能です。構造体の撤去・移設をする際には、他の部分の補強工事が伴う事があります。
マンションの改装工事に関しては、躯体や共用の配管などに手を加えることはできません。管理規約など十分に調べて検討しましょう。

プランについて

基本的には、「動線」「日照・通風」「近隣配慮」などについて増築と同じような配慮が必要です。

家具の配置

改装の場合、現在使用している家具を使うことが多いのですが、プランの段階から家具のレイアウトもよく考えましょう。工事が終わってから家具を配置するときに、窓やドアが障害となって上手く収まらない!というようなことがないように、使用する家具の寸法をしっかりと測り、広く使えるような配置プランを作りましょう。

電化製品の配置

TV・エアコン・パソコン・電話など、専用の回線やコンセントなどが必要な電化製品もプランの段階から配置を検討しましょう。 電化製品の収納・置きたい位置など、家具のレイアウトとともに一緒に検討を進めることが大切です。また、インターネットなど数年先の使い勝手も視野に入れて、専用回線もコンセントと同様に数箇所の検討が必要になるかと思います。 コンセントの数や位置を軽く考えると、後でむき出しの配線になったり、家具に隠れて使えないとか使いにくいままになり、大変なことになりますので、十分に検討いたしましょう。

予算と工事内容

同じ仕上げの工事内容でも下地(仕上げ材の下に隠れてる部分)を、どこからどのように工事するかによって仕上がりに違いがでます。 たとえば、間仕切り壁を撤去して2部屋をつなげたり、和室を洋室に改装する場合などは、下地工事の内容によって床や天井に段差が出ることもあります。 また、築年数により、傷んでしまった下地材を一緒に工事をし、取り替えてしまったほうが良いケースもあります。

計画が決定した段階で、工事内容をよく確認しながら下地の状態も事前に調査をしてもらい、確認の上で予算の中に組み入れるようにいたしましょう。調査が不十分のため、施工中に追加工事が出ないように慎重に対応すべき大切なポイントとなります。

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